飲食店辞めたい

不条理な飲食業を辞めたい人に向けたアドバイスブログ!

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飲食業の年収が低く感じる最大の理由

      2016/07/06

飲食業で働いていて気になるのが給料。

とりわけ年収といったところ。

特に店長や料理長といったある程度の役職についていれば、自分の年収は適正なのか?

他の周りの同世代の人達と比較してどうなのか?

といった部分は非常に気になるところです。

飲食業の年収は低いのか?

ある程度まとまった年収なのに、飲食業の年収が低いと感じる理由を紹介します。

 

 店長の平均年収

飲食店で店長になる事はさほど難しいことではありません。

業種によっては研修期間だけが、平社員扱いで正社員登用後にすぐに店長。

こんな会社も多々あります。

この店長一体給料はどれ位なんでしょうか?

業態にもよりますが、大きくわけると、

・月収は低いが年収が高い

・年収は高いが月収は低い

といったように分けることができます。

どういうことか?

要は、月の給料は23万だが、ボーナス賞与が込みで年収350万の会社。

月の給料は30万近いがボーナスは全くなく、年収が350万といった案配です。

前者だと大手企業の場合が多く、後者の場合は個人経営のお店だったりします。

板前の修業だったり、シェフの見習いとかいった場合は全く別次元の話になってしまうと思いますのでここでは省きます。

 

飲食店は店長になると損する

飲食業界に入社すると、会社からいち早く店長に昇格することを求められます。

「オペレーションなんか単なる作業なんだからいち早く覚えちゃいなよ」

「〇〇君は仕事覚えるの早いから、3ヶ月後には店長だな」

こんな感じでやたら早く出世することを推奨してきます。

それもそのはず、飲食店では店長になると色々とつぶしが効くからです。もちろんこの場合、会社にとって都合が良いという意味です

・シフトが組めないのは店長の責任

・人手不足は店長の教育不足

・売上が伸びないのは店長の戦力が足りてない

 

こういった形で責任をダイレクトにその人に落とすことができるのです。

その結果どうなるか?

特に根が真面目な人こそそうなのでしょうが、なんとか会社の方針に沿って結果を出そうとします。

人が足りてなければ自分がシフトイン。

売上が少なければ、人員を削って自分がお店にはいる。

こういった事を自ら率先してやるのです。

当然の事ながらコレに対する手当や、割増残業代といったものは皆無。会社から見れば、建前はこの店長が自主的に取り組んでいることだからです。

店長になれば確かに昇給はします。しかしそれも微々たるものです。

せいぜい2~3万程度といったところが関の山です。

その数万の見返りに月の休日が2回3回に激変してしまう人も多いのです。

飲食店で店長になると損をするとはこういうことです。

 

飲食店の社員は年収と時間のバランスが全くとれてない

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飲食店の社員。店長ともなればその年令を問わずに月収30万近くを稼ぐことも可能でしょう。

20代前半の方からみれば魅力的に映る人もいるかもしれません。

ところが、

これ冷静に考えてみるとかなり時間とのバランスが崩れていると言えます。

通常飲食店の社員は12時間近くの拘束を強いられます。

月の労働時間に換算すれば350時間近くにのぼります。環境によっては400時間近く縛られる人もいる過酷な業界

月に350時間もの時間を投資して、その見返りが多くて30万?

これって果たして妥当な額なのでしょうか?

人生に置いて確かにお金は重要です。何においても経済的に豊かであれば人生の選択肢が増え、豊かな生活をおくることができるから。

 

しかし、そのお金を使う時間さえなかったらどうでしょうか?

 

飲食店で働いていると、1日の殆どは仕事をしているという状態に陥ります。残りの僅かな時間は睡眠。

これって果たして正常なことなのでしょうか?

飲食業が天職で、自分には最高の職業だと信じて止まない人からみれば、この長時間拘束は願ったり叶ったりの状態かもしれません。

しかし飲食業で働いている人全員がこういう方達ばかりではありません。むしろこんな思考の人は少ないはずです。

・年収は350万あるが、自分の時間は全くない

・家に帰るのは寝るためだけに帰宅する

 

ぶっちゃけた話し、飲食業の社員の年収は時間とのバランスを加味すると、相当低いと言わざるを得ません。

 

人生の持ち時間は意外と少ない

例えば、今自分が30歳だとして、人生の残りの時間があと何時間かご存知でしょうか?

仮にですが、人生の定年を60歳とします。

すると残りの人生は30年。10950日です。

時間に換算すると、262800時間。

月の労働時間が350時間の飲食業では、年間4200時間もの拘束を強いられます。これを30年継続したとしたら126000時間が仕事の時間になるのです。

つまりが自分の時間は262800-126000で、

136800時間。

日にちでいうと、5700日。しかないのです。

もちろんここから更に睡眠時間が引かれます。すると後一体何時間自分は持っているのか?

今現在アナタが35歳なら更に持ち時間は少ないわけです。

 

時間とのバランスを考慮すると、もはや年収以前の問題といえるでしょう。

 

最後に

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昨今のニュースを見てもお分かりの通り、飲食業界の売上規模は低迷してきているのが一般的です。

それもそのはずで、様々な不祥事がピックアップされてきているのはもちろん、度重なる人手不足に打ちのめされて充分さサービスが行き届いてないという理由も挙げられます。

人員が足りてない理由は上記の通り。

もはや情報に敏感な人ほど、時間と年収のバランスに気づいているのです。

飲食業がそのバランスが崩れすぎていることが分かっているから誰も働きたいと感じない。

バイトも社員もです。

人生で大切なのは好きな事をやっている時間。

今勤めているお店が嫌で、嫌いで喘いでいる人はかなり不幸だと言えます。

 

嫌いな事を12時間も過ごす日々をまだ送りますか?

 

 

 

 

 

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