飲食店で働きストレスを強烈に感じる人へ!
激務で薄給な飲食業界。
大変な事は百も承知だが、やってみるとその内情は想像以上。
正社員・店長ともなれば、
日々、相当なストレスにさらされます!
飲食店でストレスに感じる瞬間を提示しながらも、それを打開する方法はあるのかどうかを考えます。
まともな教育さえなされない
普通一般企業であれば、入社して間もない社員やスタッフに対して、ちゃんとした教育係がついた上で研修がなされる。
その後の業務を円滑にするためと、ビジネスをする上での基礎を学んで貰うという意味合いも込めてまっとうな教育が施される。
しかし飲食業ではその営業の形態上それが不可能。
お客様と常に対面しながらの接客営業のため、教育をしながら接客を同時進行に行うというスタイルになるのです。
それはいたしかたのないことではあります。
問題なのは、その教育の仕方です。
表面的な事をちょちょっと教わるだけで、翌日や次にシフトインする際には、もうすでに即戦力になっているのです!
これも慢性的な人出不足と、教育にコストをかけられないという飲食の構造上そうなってしまう。
ハンディの使い方や、オーダーの通し方を少し学んだだけで、後は自分で考えてやれ!というい過酷な世界。
そのくせミスをすると、
・あれ、それ言ったよね!?と嫌味をいわれる
・無視される
こんな仕打ちを受けたりもするのです。
新人で右も左も分からない状態にも関わらず、強烈なストレスにさらされる。
入社間もない人間がすぐに辞めるのも頷けます。
無理な責任を取らされる
飲食店で働いている人はその大部分がアルバイトです。
通常1店舗に対して社員は一人、多くても二人でしょう。となると、お店のオペレーションを回すのはアルバイトスタッフ。
彼ら(彼女ら)が働きやすいように頭を使い、気を張り巡らせ尽力を尽くしますが、時に酷い仕打ちでもって返される事も多々有ります!
特に困るのが、
・レジ金が合わない
この2つは超絶ストレスにさらされます!
お客様のクレーム
オーダーの出し忘れ、間違いなどは可愛い方で、一番厄介なのが客にドリンクをかけてしまった時でしょう。
即座にアルバイトと入れ替わって謝罪にいきますが、
「ふざけんなお前!誠意見せろよ!」
こんな暴言を吐かれることも多々あります。
ここで対応に不手際があるようなら、即座に本社に連絡がいったり、時には怒り狂った客が閉店時間まで帰らないなんてこともある。
しかも元はといえばやらかしたのはアルバイトスタッフ。
自分はそのけつを拭いているだけなのにです。
会社的には、教育ができていないお前が悪いということなのでしょうが、上述の通り、まともな教育の時間もないのがこの業界です。
ほんと、ストレスを通り越して不条理ささえ感じてきます。
レジ金が合わない
これは厄介です。
いかんせんレジ締めをするのは、閉店後の一番疲れている時間帯。
早く業務を終了して帰りたいのに、
レジが合わねー
こんな始末になったら、気が狂いそうになります!
一つ一つレジロールを遡って、会計処理のミスがどこにあったのか探っていく不毛な作業の連続。
もはやストレスを通り越して廃人になりかけます!
しかもその日は自分は一切レジに触れてなく、会計ミスをやらかしたのはあからさまに別の人間。
店長・社員という理由だけで、どんどん帰るのが遅れていく・・・。
ただでさえプライベートの時間が少ないのに、更なる追い打ちをかけれれていき疲弊度が増していきます。
最後に
どんな仕事にもストレスはつきものです。
人と人が交錯し、そこにビジネスといった要素が絡む以上は否が応でもプレッシャーは避けられないのは当然です。
しかし飲食業の場合はそのストレスフルな不条理さが、長時間拘束とセットになっている点。
・プライベートの時間が削られゆっくり回復する時間さえ持てない
このように、ストレスで疲弊した精神や肉体を休ませる時間が無いのです。
ここが他業種と大きく異る点です。
ストレスを感じても、せめて疲れた身体を癒せる職種に付くほうが賢明な判断ではないでしょうか?
・他業種へ転職できる?飲食を辞めてみんなどんな仕事についたのか?