飲食店辞めたい

不条理な飲食業を辞めたい人に向けたアドバイスブログ!

*

16時間労働をやり続けたその行く末

   

ありえないほどの拘束時間を誇る飲食店。

デフォルトとして12時間拘束に設定しているお店が多い中、

 

16時間拘束というお店も存在します!

 

今回は私の実体験をもとに16時間拘束され続けたその結果をお話しします。

 

複数店舗という苛酷さ

飲食店において一人で複数店舗の管理を任される人は結構多い。

全国に多数の店舗を展開している大手や、チェーン店なんかがこの形にあたります。

要は複数店舗店長です。大手なんかはマネージャーをこの職位においているかもしれませんね。

これの一番厄介な部分は、すべての管理するお店でシフトが整わないと丸一日の休日が取れないという点です。

A店では人員がいるがB店ではいない場合、店長の自分は穴埋めで出勤しなければならないという部分です。

ただでさえ一般の人が働いていない時間帯に稼働するため不規則になりがちなのに、それが複数管理ともなってくると増々自分の時間は削られていきます。

激務に激務が加算されていく、16時間労働の布石が整ってくるのです。

 

仕込み工場と店舗営業という全く異質な2現場

potato-544073_640

 

上記の文は営業店舗を2店舗以上管理するというパターンです。

飲食店の中には仕込みをセントラルキッチンで一括して仕込み上げるという会社も存在します。

店舗側の負担を減らすと同時に、技術的要素の高い商品を本部で一括で仕込んでしまい能率化を計るという意図があります。

早朝に出勤し、その日の仕込みを工場でやり切るという形。

ところが、

中小企業などの小さな飲食店の場合、人員体制の不備から、工場での仕込み業務を終えてから店舗営業に入る。

こんな会社も存在します。

朝の8時に出勤し、工場勤務を16時に終える。その後即座にお店に移動し夜の24時まで店舗営業をこなす。

朝の8時から夜の24時だときっかり16時間です。

何を隠そう、実は私の勤めていた会社がまさにそのような会社だったのです!

仕込んだ商品の配達もやっていたので、工場・配送・営業と全てが凝縮された過酷な業務でした。

 

16時間労働者の異常なライフスタイル

16時間労働をこなす人間のライフスタイルって一体どんな感じなのか?

正直寝る間もほとんどないような状態が実現します。

朝7時に起床し7時30に出社。

8時から夜中の24時まで拘束され(休憩もない)、帰宅が24時半。

そこから速攻で風呂に入って、飯を食うとあっという間に深夜の2時近くになってしまう。

首尾よく寝られればいいものの、なぜか身体は疲れているのに寝付けなかったりする。

早朝の4時頃から、寝てるんだか起きてるんだか分からない状態をさまよい朦朧としていると、いきなり目覚ましのアラームで起こされる。

こんなのが週6で続くのです。

今から思えば、まさしく異常です

周囲からは早く辞めればいいのにと声をかけられているものの、ブラック企業特有の洗脳にハマっているので中々決断が出来ないのです。

むしろ

「早く現場に行って今日の段取りを組まなきゃ」

こんな責任感のようなものを抱いているのです。

 

これは漫画か!?歩き寝を実現

lion-283905_640

 

実際問題としてこんな日々が続くとどうなるのか?

日中の仕込み工場で単純作業に没頭している時なんかはまさに地獄です。

眠すぎて気が狂いそうな状態に陥ります。

コーヒーを飲んだり、顔を洗ったりしながら何とかやってのけるものの、慢性的にアクビが止まらない状態。

またその後の商品の配達の際などは、あまりの眠さに事故を起こしてしまう可能性があるため、本来一人で回れるところを眠気対策として誰かを助手席に置いているという事をしていました。

眠気対策として人件費を使っているという愚かな事実!

 

またこんな貴重な現象も体験しましす。

普通、人間て歩いていたりなどの身体を動かしている状態であれば脳が刺激されて寝ないはずなのですが、

 

あまりの眠さに歩きながら寝てしまうのです!

 

歩きながら意識が朦朧としてきて、突然奈落の底に突き落とされる。

いきなりハッとして周囲を見渡すと、そこは自分が歩いていた場所。

 

「やべ、歩きながら寝てる俺」

 

こんな漫画のような事が実現できたのも16時間労働のおかげと言っても過言ではありません。

貴重な体験をありがとう。16時間労働。

 

会社の利益とか、自己成長とかどうでもよくなる

16時間もの激務をこなしているとどうなるのか?

意外にもタフな人間である以上、こんな環境にも慣れてしまうのか?

 

正直こんな環境には全く慣れません!!

 

このような激務が継続して起こる最大の出来事が、ストレスで負の思考が頭を支配するという事。

会社の利益とか、人間関係、コミュニケーション、こういったビジネスで必要なものが全てイヤになりどうでもよくなってくるのです

大体が生命の危険性すらある状態にいながら、お金の事や他人の事など考える余裕があるわけがありません。

退職間際の最後の方など、もはや現実か夢なのかよく認識できない状態に陥っていました。

 

最後に:退職した途端に身体が楽になる

malinois-672839_640

 

周囲の喚起や自分自身の心体の異常もあり、結果的に退職をしました。

今思えばもっと早期に決断を下していれば良かったと痛感しています。

 

退職した途端に何が起こったのか?

 

・身体が軽くなる

・周りからはイキイキしていて笑顔が増えたと言われる

 

こんな現象が起こりました。

仕事を辞めるまではその不安の方が大きかったのですが、いざ辞めてみると長時間拘束で働いている方がリスクが高いと感じるようにもなりました。

特に飲食業のような16時間も拘束されてしまっていたので尚更です。

 

時間がない、睡眠も取れない、趣味ももてない、勉強もできない、家族とも過ごせない

 

こんな不安から解放されたメリットの方が遥かに大きいと気づけたのです。

人間としての当たり前の生活。

それを奪ってしまう16時間労働は悪と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・飲食店を辞めたいけど実際に何からしていいのか分からない人

・ブラックじゃない飲食店に就職する方法

・飲食店はもうウンザリ!20代で他業種へ転職したい人

・他業種へ転職できる?飲食を辞めてみんなどんな仕事についたのか?

 - ブラック